2020年6月25日木曜日

ケイジャン風チキンのグリル

初夏にぴったりのスパイシーな一皿。
辛さのお好みは調節してみてくださいね。




■材料 (4人前)

 ・トリのもも肉 2〜3枚

(漬け込み用のスパイス)
 ・塩          小さじ1
 ・ライム絞り汁     1/2個分  *なければレモンでもOK
 ・ニンニク       1片 ←すり下ろし
 ・しょうが       1片 ←すり下ろし
 ・ナツメグ       小さじ1/2
 ・パプリカパウダー   大さじ1
 ・白ワイン       大さじ1
 ・ハチミツ       小さじ1
 ・オリーブオイル    大さじ1
 ・コンソメ       小さじ1

(追加スパイス)  *辛さはお好みで調整してくださいね
 ・レッドペッパー    小さじ1/2
 ・カイエンヌペッパー  小さじ1/2
 ・チリパウダー     小さじ1

■作り方:

1)トリのもも肉はフォークなどで穴をあけ、漬け込み用スパイスに揉み込み、
  1時間以上つけておきます。
  ジップロックなどに入れて前夜(もしくは半日ほど)に浸けておくと味がしみます。

2)子供や辛いものが苦手な方は汁気を切った①をグリルします。
  (フライパンで焦げないように弱火でゆっくり皮目から蓋をして焼き上げるのもOK、
   魚焼きグリルやオーブンのグリル機能を使ってもOKです)

3)辛いものが大丈夫な方は①の肉をさらに追加スパイスを入れて30分ほど
  つけてからグリルします。
  この時に辛味スパイスを①の行程で最初から漬け込まない方が美味しくできます。
  手間ですが焼き上げる30分前に加えるのがポイントです。
  肉に旨味を染み込ませてから辛味をつけたいからです。

4)仕上げにライムを添えてます。
  レモンでもOKですが、ライムの方が爽やかさが加わります。


さてさて、付け合わせの野菜はサラダでもOKですが、
マッシュポテトも絶対に合いますよ。
またクスクスや雑穀のサラダ、豆のサラダなんか良いと思います。

このチキンをベースにして、アボカドや卵と一緒にチキンサンドイッチも美味しいと思いますし、一口大にカットしたチキンとゆで卵など一緒に入れたサラダも美味しいものではないかと思います。

仕込んでおけば楽な1品です。
是非、作ってみてくださいね。










レンズ豆のスープ

このスープは食べるスープ。素朴なお味だからこそ美味しいマンマの1皿です。




■材料(4人〜6人分)

 ・レンズ豆   110g(30分ほど水につけておきます)
 ・ベーコン   150g
 ・玉ねぎ    1個
 ・人参     1本
 ・セロリ    1本
 ・トマト    1個(湯むきしてください)
 ・パルミジャーノレジャーノ
 ・野菜ブイヨン
 ・セージ
 ・ローリエ   1枚
 ・EXヴァージンオリーブオイル
 

■作り方

1)レンズ豆をさっと洗い30分ほど水につけておきます。
  ローリエ、セージ、あればセロリの葉などと一緒に塩を入れたお水から
  軽く下ゆでします。途中、アクが出たらアクを取り15分ほど茹でます。

2)ベーコン、人参、玉ねぎ、セロリはみじん切りにし、オリーブオイル(加熱用)で
  炒めます。さらにさいの目にカットしたトマトと粗みじん切りにしたセージを加えます。

3)②に水分を切った①を加え、ひたひたの水を加えます。
  野菜ブイヨン(もしくはチキンブイヨン)を加えて20分ほど煮込みます。

4)最後に塩胡椒で味を整え、サーブしたスープにパルミジャーノをかけ、
  香りづけにEXヴァージンオリーブオイルを回し掛けて出来上がりです。

このスープを作った時のレッスンブログはこちらです!
料理教室 cosotto の初期の頃のレシピだったようです。

2020年6月22日月曜日

ぶり(もしくはカツオ)のサラダ仕立て

お料理教室ではブリをタタキ風にして作ったのですが、
今回はもっと手間を省いてカツオのタタキを使いました。

こちらはカツオのタタキで作りました






■材料(6人分)

 ・刺身用ブリの柵  2切れ(もしくはカツオのたたき)

 ・赤ピーマン    1/2個 ←みじん切り
 ・セロリ      1本   ←みじん切り
 ・しょうが     1片   ←みじん切り

 (*カツオの場合はニンニク 1片 すりおろしを入れると美味しいです)

 ・イタリアンパセリ(茎と葉)  適量    ←みじん切り
 ・ドライトマト 適量(6から10個くらい) ←みじん切り
 ・万能ネギ   1/3束くらい       ←小口切り
 ・EXバージンオリーブオイル  100cc
 ・バルサミコ酢  大さじ2
 ・醤油 小さじ2

 ・粗塩

■作り方

1)ブリのタタキを作ります。
  フライパンを熱し、サラダ油でブリの表面を全面さっと焼きます。
  冷やしたキッチンペーパーで粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしておきます。

  → カツオのタタキを使う時は①の作業は省略です。 

2)みじん切りにした赤ピーマン、セロリ、イタリアンパセリ、ドライトマトと
  オリーブオイル、醤油、バルサミコ酢をあえます。

3)ぶりを切り、粗塩をかけます。その上に②のソースをかけ、
  小口切りにした万能ネギをかけて出来上がりです。

この料理を作った時の料理教室はこちらです ↓










2020年6月12日金曜日

ミラノ風カツレツ

美味しいです。これは!! 日本のカツは違った美味しさ。
トンカツ作りと基本は同じなので、是非、作ってみてくださいね。

さて本当なら子牛を使うのですが、日本では簡単には手に入らないので
ここでは豚のフィレ肉を使って作ります!


■材料(4人前):

豚のフィレ   400g前後
パン粉     3cup 前後
小麦粉     適量
バター     50g
オリーブオイル 適量

(付け合わせ)
レモン      1個
ルッコラ
パルミジャーノ  少量
バルサミコ酢
EXオリーブオイル

■作り方

1)パン粉をフードプロセッサーで細くします。



2)フィレ肉は100g前後に切り分け、肉叩きで薄くします。
  肉の表面に塩、胡椒、小麦粉をまぶします。



肉叩きがない場合には瓶などで叩くのもOKです。











3)溶き卵にくぐらせ、パン粉をしっかり肉に押し付け、包丁で肉に飾り目を入れます。

(写真の時は飾り包丁をしていないので全くの普通のカツですが、、、
飾り包丁をすると火の通りが早いのだと思います。あとは雰囲気かな!)

4)フライパンにバターとオリーブオイルを入れて低温でゆっくり肉を焼くように
  揚げます。

(オイルの量は肉が薄い肉が被るくらいなので、揚げるというよりは焼くに近いかもしれません)

5)つけ合わせは、ルーコラと削ったパルミジャーノ、塩、胡椒、バルサミコ酢と
  EXヴァージンオリーブオイルで合えます。

レモンをサーブして、出来上がりです。

この料理はバターの風味とレモン汁が良い働きをしています。
ソースをかけなくて美味しいカツです。

是非、トライしてくださいね。

↓ 昔、料理教室でやった時のミラノ風カツレツレポートです!

http://cucinahiro.blogspot.com/2013/02/cosotto_26.html

今日は遅いので私ももう寝ますが、ぜひ美味しいので作ってみてくださ〜い!!

ポイントは肉を薄くすること、バターとオリーブオイルで揚げることです!!

これに尽きます。

2020年6月10日水曜日

かんたんピクルス

簡単ピクルスのご紹介をします。寿司酢を使った場合と普通の醸造酢を使った場合の2種類です。

①寿司酢を使って

もし寿司酢が余っていたら簡単にピクルスが作れます。


作り方:

寿司酢にお砂糖、酢、水を少々入れて火にかける。一瞬煮立ったら火から下ろす。
(酸っぱさ、甘みは味をみながらお好みの量で調節してください)

入れる野菜は冷蔵庫にあるものでOK

大根とセロリ、人参は沸騰したお湯にさっと入れると染み込みやすいです。
(フレッシュな感じがお好みだったり、
ゆっくりと漬ける時間があれば火を通さなくてもOKですよ)

あとはきゅうり、カブ、プチトマト、オクラ(さっと茹でます)も美味しいです。

家にある野菜をカットしてマリネ液に半日漬けるだけ。

あればドライハーブを加えると風味アップです。
(ローリエ、ドライマジョラム、ドライフェンネル)、ドライタイムなどなど)

フレッシュのディルを入れても美味しいです。

②普通酢を使った簡単ピクルス

酢   200cc
水   50cc
砂糖  大さじ3
塩   小さじ1/2

酸味(酢と水の量)、甘み(砂糖の量)はお好みで加減してください。

あとは①の作り方と同じです。全ての材料を一度火にかけて少し酢を蒸発させます。
熱いうちに味見をするとむせますので要注意です。(私、ついついやってしまいがちです)

夏には作っておくと便利です。

是非、作ってみてくださいね。





2020年6月7日日曜日

スペアリブのスパイス煮込み

梅雨に入るとなんとなく体が重たく感じます。
そんな時にはちょっとスパイスがきいたこんな料理はいかがでしょうか?

短時間の煮込みでもお肉はホロホロになります!


■材料(4人前)

スペアリブ 700〜800g

<マリネ液>
チリパウダー 小さじ1/2,  パプリカパウダー 小さじ1、
クミンシード 小さじ1,  オリーブオイル 大さじ1. 
白ワイン  大さじ1, ハチミツ  小さじ1/2, 
すりおろした  ニンニク  1片,  塩  小さじ1/2

<煮込みベース>
タマネギ 1/2個,  人参 1/2本,  セロリ 10センチ,  トマト 1個,
ローリエ 2枚,  白ワイン 100cc,  水 200cc,  野菜ブイヨン 1袋,

レンズ豆 1/2 cup
ブラックオリーブ 適量(種付でも、カットされた種なしでもOK)

■作り方

1)スペアリブはジップロックのようなビニール袋に入れ、
  マリネ液と合わせて揉み、30分以上浸けておきます。(前日の仕込みでOK)

2)レンズ豆は水に30分ほど浸けます。

3)鍋にみじん切りにしたタマネギ、セロリ、人参をオリーブオイルで炒めます。
  野菜がしんなりしてきたら①を汁ごと全て入れます。
  白ワインを入れて強火でアルコールを飛ばします。

4)細く切ったトマト、野菜ブイヨン、水、レンズ豆、ブラックオリーブ、
  ローリエを入れて蓋をして肉が柔らかくなるまで煮込みます(約30分)、
  最後に味をみて塩で調整します。



さて最後にレンズ豆には色々と種類があります。
ここで使うレンズ豆は出来たらこのような小さめの粒のものが煮崩れがしにくくオススメです。



日本が大晦日に年越しそばを食べるようにイタリアでは大晦日にレンズ豆の料理を食べる習慣があります。ザンポーネという豚の足の皮に肉が入っているソーセージと一緒に煮込んだ料理です。このレンズ豆の形がコインに似ていることから来年もお金に恵まれますように!という気持ちを込めて食べられているそうです。なんだかどこの国も縁起担ぎがあって面白い。

レンズ豆はサラダにしたり、スープに入れたり、カレーに入れたりと色々と使えますので
是非、使ってみてください!




2020年6月4日木曜日

アスパラガスとタコのサラダ

お料理教室 cosotto で大人気だったレシピです。
多くのみなさまに作って欲しくて、なんとレシピ公開をいたします!!




■材料(4人分)

アスパラガス 8本
刺身用タコ 300g前後
アンチョビ 4枚 ←みじん切り
ドライトマト(オイル漬け)6枚程度 ←みじん切り
ケイパー 大さじ2 ←みじん切り
ブラックオリーブ 適量 ←みじん切り
イタリアンパセリ(葉の部分) 適量 ←みじん切り
オリーブオイル 50cc

■作り方

1)アスパラガスはピーラーなどで袴を取り、食べやすい長さにカットします。
  軽く塩茹でします。

2)タコは食べやすい大きさにカットします。

3)フライパンにオリーブオイルを入れて、みじん切りにしたアンチョビ、
  ドライトマト、ケーパー、ブラックオリーブ、イタリアンパセリを弱火で
  ゆくり火を入れます。イメージとしてはオイルに味と香りを入れる感じです。

4)ボールに①と②を入れて、③が熱いうちに上からかけて全体を混ぜ合わせます。
  塩が足りなかったら味を調整してください。

温かいうちでも冷やしても美味しいです。1日置いても味が馴染んで美味しいですよ。

過去のレッスンを参考にしてくださいね!






2020年6月3日水曜日

ズッキーニとドライトマト、ベーコンのパスタ

夏にオススメのパスタです。




■材料(4人分)

 ズッキーニ 2本
 ベーコン
 ドライトマト(オイル漬け)
 スパゲッティ

 もしあればイタリアンパセリ

■作り方:

1)ズッキーニは厚めの半月切りにします。
  ベーコンは太め(2〜3cm)の短冊切り、ドライトマトは大きかったら半分くらいに
  カットしますが小さいトマトならそのままでOKです。

2)フライパンにオイル漬けのドライトマトに入っているオイルを適量入れます。
  (パスタのソースになるので少し多めに)そのオイルでベーコンを軽く炒めたら
  ズッキーニとドライトを加えて軽く炒めます。
  もしあればイタリアンパセリのみじん切りを加えると風味アップしますよ。





3)スパゲティを茹でます。茹で上げ時間1〜2分前くらいになったら②のフライパンに
  スパゲティを移し、茹で汁少々を加えて強火でスパゲティを好みの硬さまで炒めます。
  最後に味をみて、足りない場合は塩で調節してください。
  ベーコンとパスタの茹で汁に塩味がありますので塩加減は注意してくださいね。

パスタを炒める時に水分を強火で蒸発させながらパスタにソースを吸わせて、
炒めていくことが美味しさのポイントです。

近いうちに自家製ドライトマトの作り方もアップしますね!!











2020年6月2日火曜日

オニオンビネガーソースを使ったアレンジメニュー

すし酢が余っていたら作っておくと便利なオニオンビネガーソースをご紹介します。

まずはオニオンビネガーソースの作り方:

みじん切りにした玉ねぎ(1/2個)を寿司酢でコトコト煮ます。それだけです。
冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。

ソースのアレンジを紹介します。

①マヨネーズと合わせてタルタルソースに、さらにゆで卵を加えるとコクがアップします。

②みじん切りにしたディル、マヨネーズを加えて肉や魚、フライのソースとしてもおススメです。


<応用編>

●サーモンのグリル






















サーモンの切り身は塩を裏表にふりかけ15分ほど置いておきます。
表面の水分をキッチンペーパーなどでふき取り、小麦粉をつけてオリーブオイルで
皮面から焼き、しっかり皮に焦げ目がついたら裏返して軽く火を入れます。
最後にバターを加えて香りをつけます。

このサーモンのグリルにオニオンビネガーソースにマヨネーズ、みじん切りにしたディルを加えたソースを添えます。


●ささみのフライ



鶏のささ身を包丁を入れて開き、塩、コショウをし、スライスチーズを挟んで
サンドイッチにします。

小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせパン粉をつけて、油でゆっくり揚げます。

オニオンビネガーとマヨネーズをあえたものをソースにして添えます。

このフライは子供に大人気でした。
ささみはヘルシーでお手頃食材なので作ってみてくださいね。