2020年5月29日金曜日

カジキマグロのオーブン焼き




材料: カジキマグロ   4切れ
    トマトソース(市販)  *私はトマトペーストを使用しました。
    にんにく     2片
    じゃがいも    2〜3個
    コンソメ     少々
    溶けるチーズ   適量
    ケイパー(お好みで)
    ブラックオリーブ(お好みで)

作り方:

1)カジキマグロの表面に塩をふり10分ほどおいておきます。
  出てきた水分をキッチンペーパーでふきます。

2)オリーブオイルでにんにくスライスを炒めてオイルに香りをつけます。
  弱火でゆっくり火を入れニンニクに色がついたらペーパーなどの上に
  ニンニクを引き上げます。

3)③のオリーブオイルでカジキマグロを表面を焼きます。

4)じゃがいもを5㎜くらいに集めにスライスし電子レンジで3〜4分くらいかけて
  じゃがいもに火を通し、塩胡椒します。

5)オーブン皿にトマトソース、じゃがいも、カジキマグロ、顆粒コンソメ(少々)、
  ジャガイモ、ケイパー(あれば)、スライスしたブッラクオリーブ(あれば)、
  ②のニンニクを入れてさらにトマトソースをかけ、溶けるチーズをのせて
  180度のオーブンで20分ほど焼きます。



ニンニクの香りが子供達は美味しく感じたようです。
トマトの酸味とチーズのコクが程よいバランスなので是非作ってみてくださいね。










2020年5月23日土曜日

マッシュルームのスパゲティ

美味しそうなブラウンマッシュルームを見つけたら是非作ってみてください!


材料(4人分):

・お好みのパスタ(リングイーネはオススメ) 260g〜320g
・ブラウンマッシュルーム  300g *小さいパックで3パックくらいです
・アンチョビペースト    大さじ1
・イタリアンパセリ
・ニンニク         2片
・鷹の爪          1本
・オリーブオイル      適量
・生クリーム        50〜100cc

作り方:

1)マッシュルームソースを作ります。

  マッシュルーム(200gくらい)をオリーブオイル(大さじ1)と
  一緒にフードプロセッサーでみじん切りにします。

  *実は我が家はフードプロセッサーが壊れてしまいまして、
   写真のマッシュルームは少し細かすぎです。
   少し食感が残るくらいが良いですよ。

2)残り100gくらいのマッシュルームは厚めにスライスします。

3)フライパンにオリーブオイルを入れてみじん切りにしたニンニク、
  みじん切りにしたイタリアンパセリ、鷹の爪(種を取る)、アンチョビペーストを
  入れてゆっくり弱火で香りを出します。
  そこに①と②のマッシュルームを加え、軽く炒めます。
  最後に生クリームとパスタの茹で汁少々を加えて軽く煮詰めます。

4)茹で上げたパスタと③のソースとあえます。

さてさて、このパスタを作った時の料理教室ブログはこちらです。
よかったら見てくださいね。

http://cucinahiro.blogspot.com/2012/10/10.html



2020年5月20日水曜日

カニと野菜のテリーヌ

料理サロン cosotto の人気メニューをご紹介します!


ご注意!!

ゼラチンが固まるまでに半日以上はかかります。
食べる前日もしくは夕食に出す時は当日の朝に作って冷蔵庫で冷やしておいてください。

■材料: パウンド型1台分 

アスパラガス   3〜5本
そら豆      30粒 (写真の時は冷凍枝豆で代用)
ヤングコーン   8本
マイクロトマト (なければチェリートマトを小さくカット)
ずわい蟹(缶詰でもOK)  ←さらに写真はロースハムで代用

ブイヨン  400cc(水400cc+野菜ブイヨン1袋+コンソメ大さじ1+塩少々)
粉ゼラチン 10g (写真の時は粉ゼラチンではなく板ゼラチンで作りました)

(ソース)
・サワークリーム   大さじ3
・ホースラディッシュ 小さじ1.5
・レモン汁      小さじ1
・塩 少々

■作り方:

1)ブイヨンで野菜(アスパラガス、そら豆、ヤングコーン)を下茹でします。
  (ちなみにこの時はそら豆を買い忘れ冷凍枝豆を使いました。
   解凍した状態でそのまま茹でずに使いました)
  
  この日はアスパラガスが長かったのでフライパンで茹でました。
  もちろんアスパラを半分くらい切って鍋で作っても大丈夫です。
  
  ただフライパンだと蒸発しやすいので蓋をしながら中弱火で
  ゆっくり茹でてください。
  野菜は火が入りにくいものから入れて行けば一緒に茹でてOKです。
  もし水分が蒸発していたら少し水を足して味が薄いようであれば
  コンソメを足してください。

2)①から野菜を取り出しざるで漉して粉ゼラチンを直接入れて溶かします。
  (板ゼラチンの時は板ゼラチンを水でふやかしてから水気を絞り入れてください。
   もしも溶けないようであれば一度軽く温めるとすぐに溶けます)

3)パウンド型の周囲にラップを敷き、マイクロトマト、カニ(缶詰の時は水気を軽く切ってください)、そら豆、ヤングコーン、アスパラガスを積み重ねます。

4)そこに②のブイヨンを流し入れて冷蔵庫で冷やし固めます。
 (半日以上冷蔵庫で冷やしてください。
  食べる前日に用意しておくとバタバタしなくて良いですよ)

5)ソースの材料を全て混ぜ合わせます。

6)冷やし固めた③の型からラップごと抜きます。
  うまく取れない時は包丁を使ったり、パウンド型の周りを少しだけ温めると
  抜けます。



↓ 私の料理教室で作ったテリーヌはこちらです。
是非、作ってみてくださいね。

https://cucinahiro.blogspot.com/2013/06/cosotto.html

*************
さて、私のお気に入りコンソメをご紹介します。
OKストアなどで売っているかと思いますので探してみてください。














また野菜ブイヨンは茅乃舎の野菜だしを使っています。


ちなみにホースラディッシュはこちらが便利です。わさびコーナーなどで売られますよ。


2020年5月17日日曜日

簡単 PIZZA

フードプロセッサーで簡単生地作り!


PIZZA 基本ベース 4人分

(材料)

強力粉          200g
薄力粉          100g
イースト         6g
砂糖           小さじ2
塩            小さじ1
ぬるま湯(40°くらい)  180cc
オリーブオイル       大さじ1

作り方:

1)イースト、砂糖にぬるま湯を入れて15分ほどおく。

2)フードプロセッサーに強力粉、薄力粉、塩を入れて軽く混ぜる。
  オリーブオイルと①を加えて生地が滑らかになるまで
  フードプロセッサーで混ぜ合わせる。

3)最後に生地が滑らかになるように軽くこねる。
  ボールに入れて湿らせた布巾をかけて1時間ほど休ませる。

4)③のガスを抜いて4等分に分けて打ち粉をして綿棒で薄く生地を伸ばす。
  生地にはフォークでピケする。

①から③の工程をホームベーカリーで行っても良いです。

さて具材はお好きなもので!

●玉ねぎとアンチョビのピザ
オーブンを230度に温める。
薄く伸ばしてピケした生地の上にオリーブオイルを薄く塗り、
スライスした玉ねぎ、アンチョビをのせてオーブンで焼き上げる。
(10分から15分くらい)
最後に岩塩とオリーブオイルをかける。

●モルタデッラとカルチョーフィのピザ
オーブンを230度に温める。
薄く伸ばしてピケした生地にトマトソースを伸ばし、カルチョーフィ(瓶詰め)、チーズ、ブラックオリーブをのせて230度のオーブンで10分くらい焼く。最後にモルタデッラをのせる。

*モルタデッラ(イタリアのハムの一種です)
*カルチョーフィ(アーティーチョーク、酢漬の瓶詰めがあったら是非作ってみてください)

料理教室でのPIZZAの会の様子はこちらです ↓

https://cucinahiro.blogspot.com/2013/03/cosotto_31.html

懐かしい♡





2020年5月16日土曜日

カルボナーラ

今日はカルボナーラをご紹介します。



生クリームを入れない卵だけのものがオリジナルだと言われていますが、
私が最初に留学したラツィオ州のホテル学校ではカルボナーラに生クリームを入れていました。だから生クリームを入れても入れなくても、
こだわらずにお好みで良しだと思います!

カルボナーラはローマがあるラツィオ州の郷土料理と言われており、
昔の炭焼き職人が簡単にでも力がつく料理として生まれたそうです。

イタリア料理のバイブル
Anna Gosetti の
[LE RICETTE REGIONALI ITALIANE]





ちょっと久しぶりに本で調べて見たら、
昔はスパゲッティではなく
ペンネを使っていたそうです。

その方がソースに絡みやすいから。
ちなみにレシピには生クリームは入っていません。
















(材料)  4人分

・スパゲッティ            240g
・常温にしておいた卵         3個 
・パンチェッタ(もしくはベーコン)     120g
・パルミジャーノ           大さじ6
・ペコリーノチーズ          大さじ4 
  (イタリアの羊のチーズです。なければパルミジャーノで)

・黒胡椒

作り方:

1)卵、すりおろしたパルミジャーノとペコリーノを
  大きめのボールに混ぜ合わせ(最後にパスタを入れるので大きめです)、
  黒胡椒をたっぷり入れる。

2)フライパンにオリーブオイルを入れて、小さく切ったパンチェッタ
 (もしくはベーコン)をカリカリになるくらいに炒める。
  
  パンチャッタはイタリアで作られる加工品で、豚のバラ肉の塩漬けです。
  最近は日本のスーパーでも似たような商品が売られています。
  なければベーコンで、できればスライスベーコンではなく塊を
  ダイスに切った方が良いです。

3)パスタを固め茹でる。(仕上がり2分前くらいのイメージです)
  茹で上げたパスタを②のフライバンに入れて強火でパスタに最後まで火を通します。

  ここで少し茹で汁を入れて強火で蒸発させるように炒めるのがポイントです。
  パスタに味をしっかり吸わせてください。

4)炒めた③を①の卵液に絡めて、仕上げに黒胡椒をかけて出来上がり。


さてこの作り方、こちら2013年の私の料理教室のレシピです。


当時のブログ ↓
http://cucinahiro.blogspot.com/2013/06/cosotto.html

懐かしい♡

是非、作ってみてくださいね。

2020年5月10日日曜日

STRACCIATELLA イタリア風かき卵スープ

イタリアでは病気になった時にも出されたりする感じの優しいお味です。
ここで美味しさを決めるのはパルミジャーノチーズ(グラナパダーノでもOK)です。



わが家はキロ単位でパルミジャーノチーズを購入し、いつも冷蔵庫に入っています。














少々お高く感じますが、いやいやこれがあるのとないのとでは全然料理の質が変わってきます。是非是非皆さんも使って欲しい食材です。

コストコなどでも塊で売っていますし、ネットでも購入できます。

こんなに食べきれないと思うのではないかと思いますが、きっちりと密閉して冷蔵庫に保管すれば長期保存が可能です。

でもチーズをカット(包丁を使うよりは縦にナイフを入れてカケラを削る感じです。)したものは良いおやつになるので、わが家はあっという間に無くなります。
カルシウムバッチリ取れて、子供も大人にもすごく優秀なオヤツです。










(材料)
・チキンブイヨン(蒸し鶏を作った時にできたスープ)
・溶き卵 2個から3個
・削ったパルミジャーノ  どのくらいかな、、、お椀に1杯くらいかな。
・あればパセリ(イタリアンパセリがあれば良いですが、乾燥パセリでもOK)

作り方:

1)スープを温めて塩を入れて味を整える。
 (どの位入れるかな、、、小さじ1は入れてるかな、
 最初は少なめに入れパルミジャーノで塩分が加わるのでまた後から調整してください)

2)削ったパルミジャーノ、溶き卵をゆっくり入れてふわっと卵に火が入ったら
  火を止める。味は再び確認し塩味は調整してくださいね

3)刻んだパセリを入れる。お好みで胡椒を!

優しい味に仕上げるのがポイントです。

栄養あり消化が良いので、小さな子やお年寄りにもオススメです。

*********
(ここから余談になりますが)

最後にパルミジャーノチーズとグラナパダーノチーズ何が違うの??という疑問にお答えします。

まず生産されている場所が違います。そして熟成期間がパルミジャーノチーズの方が長いです。だからちょっとだけパルミジャーノの方がお値段高めです。

当たり前のことなんですが牛が育っている環境によって乳製品の味が変わります。
あまり気づかないかもしれませんがスーパーで売っている牛乳も産地や作り手、季節によって味は違います。

夏は青々とした牧草、冬は干し草、そして草の味にも場所によって色々。
野性味ある草の味だったり優しい味の草だったり。これがすべて牛の乳に影響してくる。

なんか面白いですよね。




蒸し鶏 

味付け卵で作ったタレを蒸し鶏のタレに使い回します。


(材料)
・鶏もも肉  2枚
・あれば生姜や長ネギの青い部分、セロリの葉など

・余った味付け卵のタレ(味付け卵のレシピをみてね)
(醤油大さじ3、砂糖大さじ1、酢大さじ1、みりん大さじ1、
 オイスターソース大さじ1、水)

・梅干し 2個 ←私の好みは甘めの梅干し、酸っぱさで入れる量を加減してください。
・ゴマ
・細ねぎ
・ごま油(ない場合はEXオリーブオイルでもOK)

(作り方)

1)鶏のもも肉は余計な脂を取り除き、厚みのある部分は包丁で開き厚さを均一にする。

2)鍋にもも肉、香味野菜を入れて水から弱火で蓋をしてゆっくり火を入れていく、
  途中吹きこぼれないように蓋を少しずらすなど調節してください。
  ゆっくり火を入れるのがポイントです。コトコトしてきたら蓋を外して
  3分から5分ほど火にかけ、蓋をして火を消して余熱で肉の中まで火を通します。
  (表面の肉の状態は火が入っているが、中までは火が入っていない状態から
  余熱を利用して中まで加熱します)

3)タレを作る。細かく叩いた梅干し、小口切りにした小ネギ、ゴマ、オイルを
  混ぜ合わせる。ベースとなるタレとオイルがあればその他の材料は
  どう組み合わせてもOK。例えばすりおろしたニンニク、生々しいのが嫌いであれば
  ニンニクチップスにするなど、すりおろし生姜など。大葉も合いそうです。
  お家にあるもので!!


さてさて、この蒸し鶏を作った汁は捨てずに、次にご紹介するスープに利用します!
イタリア風かき卵スープ「ストラッチャテッラ」も是非作ってくださいね。




2020年5月9日土曜日

味付け卵

作っておくと便利です、味付け卵!


大好きな味付け卵、ずっと研究した結果を発表しまーす!

実はゆで卵の作り方をずーっと研究していました。室温に戻した卵がいいのか、水からかお湯から茹でるか・・・・私はトロトロ卵が大好き、でも白身はしっかりしていて欲しいのです。色々試したけどやはりこの作り方がオススメ。

味付けベースのタレも色々試しました。
このベースだれ、味付け卵を作った後に色々と応用できそうです。
ごま油入れて冷やし中華のタレなんてイケると思いますよ。

1)ゆで卵を作ります。
  冷蔵庫で冷えた状態で沸騰したお湯に卵をゆっくり入れます。
  火加減はグラグラを保つくらいの中火。
  お湯に卵を入れてからきっちり6分30秒茹でます。
  茹で上がったらすぐに冷水(氷水、私は凍った保冷剤で冷やします)につけて
  皮をむきます。この時に卵の殻にヒビを入れておくと剥きやすくなります。

  ちなみにゆで時間6分だと少しゆるゆる、6分30秒でトロリ、
  7分だと少し固まりかけたゆるい程度の黄味に仕上がります。これはお好みで!!

2)つけタレを作る。

  しょうゆ 大さじ3、砂糖 大さじ1、オイスターソース 大さじ1、
  みりん 大さじ1、酢 大さじ1、水 大さじ1

  この材料を合わせてひと煮立ちさせ、すぐに火を止めて冷ます。

3)②のタレが冷めたらゆで卵を付ける。


お酢を入れるとさっぱり味になります。
お酢が苦手であればお好みで入れなくてもOKです。






2020年5月3日日曜日

たらの芽のフリット

たらの芽やふきのとうはフリットが1番!
フリットの基本的な作り方です。
カリフラワーやブロッコリーなど他の食材でもOKです。



(材料)
たらの芽(ふきのとうでもOK)
強力粉 (なければ薄力粉で大丈夫)
炭酸水(ビールでも大丈夫、ビールだとふんわりした衣になります)


(作り方)簡単すぎてごめんなさい!

1)たらの芽は硬いところを切り落としておく。

2)強力粉に氷、炭酸水をさっくり混ぜる。














3)たらの芽を②にくぐらせて油で揚げる。














4)出来上がりです。



















ポイントは、氷水、炭酸水です。粉も冷やしておくと更に良いかもしれませんが、昨日は粉は常温でしたが氷をたくさん入れたらのでサックリ仕上がりました。
炭酸水がない時はビールで代用します。酵母の力でふんわりさっくり仕上がりますよ。

衣に卵など加えるとベニエになりますので、色々と試してください。

適当に作ってもだいたいうまく出来ます。

試してくださいね!