生クリームを入れない卵だけのものがオリジナルだと言われていますが、
私が最初に留学したラツィオ州のホテル学校ではカルボナーラに生クリームを入れていました。だから生クリームを入れても入れなくても、
こだわらずにお好みで良しだと思います!
カルボナーラはローマがあるラツィオ州の郷土料理と言われており、
昔の炭焼き職人が簡単にでも力がつく料理として生まれたそうです。
イタリア料理のバイブル Anna Gosetti の [LE RICETTE REGIONALI ITALIANE] |
ちょっと久しぶりに本で調べて見たら、
昔はスパゲッティではなく
ペンネを使っていたそうです。
その方がソースに絡みやすいから。
ちなみにレシピには生クリームは入っていません。
(材料) 4人分
・スパゲッティ 240g
・常温にしておいた卵 3個
・パンチェッタ(もしくはベーコン) 120g
・パルミジャーノ 大さじ6
・ペコリーノチーズ 大さじ4
(イタリアの羊のチーズです。なければパルミジャーノで)
・黒胡椒
作り方:
1)卵、すりおろしたパルミジャーノとペコリーノを
大きめのボールに混ぜ合わせ(最後にパスタを入れるので大きめです)、
黒胡椒をたっぷり入れる。
2)フライパンにオリーブオイルを入れて、小さく切ったパンチェッタ
(もしくはベーコン)をカリカリになるくらいに炒める。
パンチャッタはイタリアで作られる加工品で、豚のバラ肉の塩漬けです。
最近は日本のスーパーでも似たような商品が売られています。
なければベーコンで、できればスライスベーコンではなく塊を
ダイスに切った方が良いです。
3)パスタを固め茹でる。(仕上がり2分前くらいのイメージです)
茹で上げたパスタを②のフライバンに入れて強火でパスタに最後まで火を通します。
ここで少し茹で汁を入れて強火で蒸発させるように炒めるのがポイントです。
パスタに味をしっかり吸わせてください。
4)炒めた③を①の卵液に絡めて、仕上げに黒胡椒をかけて出来上がり。
さてこの作り方、こちら2013年の私の料理教室のレシピです。
当時のブログ ↓
http://cucinahiro.blogspot.com/2013/06/cosotto.html
懐かしい♡
是非、作ってみてくださいね。
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