2014年10月3日金曜日

食材の疑問 コンソメとブイヨン

暑くなったり、寒くなったりと天候が落ち着いていないですね。

さてさて今回はちょっと真面目な話題になりますが、、、、

昨日のレッスンのときに「コンソメ」と「ブイヨン」の違いを教えてくださいとの
ご質問を受けました。

「・・・!?」

コンソメと言えば味の素、ブイヨンと言えばマギー!?
そんな程度の違いかと軽く思っていたわたしです。

ちなみにイタリアではブイヨンにあたるものは「ブロード」と呼ばれ、
家庭で手軽に使えるキューブ状のものを「ダード」と呼んでいます。
だから「ダード」はコンソメみたいな存在です(クノールやスターが
メジャーブランドかな)。

それに対し「ブロード」はレストランや家で肉や野菜などからとったダシです。
(紙パックのような入れ物で売られていることもあります)

なので 我が家のキッチンでは、野菜のブロードの代用は茅乃舎の野菜ダシ、
ちょっとコクのあるブロードが欲しいときは「無添加コンソメ」や「フォンドボー」、
魚のダシなら「フューメドポワソン」などを使い分けております。

もちろん、くず野菜や骨つきチキンなどがあれば自分でダシをとることは
ありますけどね!!

あまり気にもならずに調味料を使いわけていたので、
「ブイヨン」と「コンソメ」の違いは知りませんでした〜(笑)

ならばさっそくネットで調べましたよ!!

簡単に言えば、ブイヨンは西洋風ダシ(野菜からとったり、野菜とお肉(ビーフ、チキン)、魚などなど)、コンソメはブロードに調味料で味を加えブイヨンだけで
味が完成しているということ、ということでお湯で薄めればコンソメスープに
なる訳です。

なるほど〜!!

ではではヤフーイタリアでも「ブロード」と「ダード」の違いを
調べてみよーっと・・・

するとイタリア人はそんな二つの違いは気にならないらしく的確な答えが
ヒットしませんでした(笑)

あえて言えば、ブロードは液状、保存がきかないのに対し、
「ダード」は固形、保存がきくという程度の説明・・・

ま、確かにイタリア語の「ダード」とは英語の「ダイス」の意味。
ダシをキューブ状に固めたものをイタリアで「ダード」ですからね。

わたしもブログ書きながらまた頭が混乱してきました〜

あまり細かいことが気にならないわたしはやはりイタリア人に近いかも知れませ〜ん。

ま、わたしのオススメは深いことは考えずに
自分の好きなダシの味を見つけ、それを上手く料理に利用するのが良いかなっと
思います。

一番美味しいのは、本物の食材からブイヨンを自分で作るに尽きますが、
忙しい昨今そこを頑張る必要もありません、、、

家族の健康や味覚を大事に思う母心これで良いのです!!







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