2013年7月8日月曜日

イタリアに行こう③ 一時帰国編

<イタリアに行こう②>からの続きです。

ちなみに前編はこちら ↓
http://cucinahiro.blogspot.jp/search/label/留学時代


ラティーナでの料理留学を終えて、「またイタリアに行こう」と心に決め
ジメジメと暑い真夏の日本に戻ってきました。

日本に戻ってからの生活は、アルバイトと語学学校に通いながら
次なるステップの為の準備に約半年ほどとりかかっておりました。

余談になりますが、アルバイト先はラジオ局(当時は西麻布、今は移転・・・
このヒントでわかる人はこのラジオ局のファンだろうなぁ!?)でした。

長年、保守的な商社で勤務していた私にとっては、楽しくてカジュアルな雰囲気の職場が
居心地良かったです。ランチも美味しいところばかりだったし!!
とにかくご機嫌なアルバイトでした♡


さてさて、次なる留学先に悩んでいた頃、、、、

前回のイタリア留学の時のルームメイトから紹介を受け、
イタリア料理研究家 長本和子さん と 出会うことが出来ました。

長本さんがスタートさせようと準備中だった、
 FICT 長期イタリア料理研修生の1期生として参加することになり、
また無謀ではありましたがプロの料理人の仲間に入れて頂く事になりました。

http://www.ict-ict.com/index.html

何事もやる気次第で運が味方に付いて来るような流れがあります。
人と人の出会いが未来を切り開く、人生はだから楽しい〜


今回行ったホテル学校は、イタリアのスイスとの国境沿いに位置する
ドモドッソラという小さな町にありました。

このドモドッソラ、、、

またまた私のイメージするイタリアとかけ離れた町で(今回は良い意味です)、
アルプスの雰囲気たっぷりの石畳の街並。


冬になると、山々に雪が積もります
ホテルの窓から眺める景色はこんな感じです

この写真は晩秋に訪れたときの写真です

ドモドッソラの人はイタリア人とは思えないほど真面目です。

そして食べ物は、バター系や森の食べ物ばかり!
でもこれが美味しいのです。

まるでアルプスの少女ハイジの気分になります。

さて皆さんが知っているバターは「黄色」ではありませんが?

ここのバターは白くて、発酵バターのような味わい。
かなりの感動ものですよ〜

そうそう冬と夏では乳製品の味が変わるのをご存知でしょうか?

フレッシュな牧草を食べている牛と乾燥した牧草を食べている牛では
もちろん乳質が変わります。

日本のように品質管理が厳しいところに住んでいると、そんな自然の当たり前のことも忘れてしまいます。

(日本もおそらく冬と夏では乳脂肪分が変わっていると思いますよ)


これがバター
大きさにもびっくりでしょ。


そしてハムなどの加工品の美味しさといったら!?
山ですから魚はありませんよ、あるとしたら湖の魚です、、、、


ハイジのオンジのような街中のサラミ屋さん
自家製ですよ〜 

ハムと言ってもシカ肉など ジビエです




イタリアは、大まかに北部と中部、南部と様々な顔を持ち、流通が悪かったという理由もあるのでしょうがその土地ならではの料理があり、方言があり、人種があるということを
学んだ1年になりました。

続きは、また書きます!お楽しみに〜
























2 件のコメント:

  1. 本当、やる気がある時って運が向いてくるよね。
    プロに囲まれて頑張ってたんだ! すご〜い!
    続きが楽しみ♪

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    1. 本当にね!逆もありきで自分がついていないと思えば運も逃げて行く面もあったりしない?
      続きはまた近いうちに!! 既に暑くて何事もやる気が出ません、、、、

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