しばらくブログをさぼっていました〜
(ゴメンなさい)
気持ちがなかなか自分に向かわない日々でした。
卒園や新入園&入学の準備に、経理処理(まだ終わってません、、、)、
子供用の DVD を借りに久しぶりに TUTAYA に行ったことがきっかけで
封印していた「韓ドラ」のスイッチをまた入れてしまいまして・・・
夜な夜な夜更かしをしておりました、、、(たまにはいいよね!)
さて、数日前からあるものを作ろうとキッチンに立ってました♡
それはこちら ↓
そう、牛の胃袋「トリッパ」です。
子供に見せたら「気持ち悪〜い」と大騒ぎ。
ローマに留学していた時は
よく作ってましたが、
日本で扱うのは実は初めて!
留学時代に豚のと殺そして
解体する現場を見学したことがあります。
それはもう心が痛かった思い出なのですが、
そのときに心に残った言葉があります。
豚を食用にするために養豚し、と殺解体作業をしている男性のコメントです。
「山の中に生まれて育った自分には職業の選択に自由がなく、こんな山奥で生きていくのはこの仕事しか残されていなかった。育てた豚を殺すことは本当に辛い作業。
だから感謝の気持ちをこめてこの豚を残すところなく食べてあげようという気持ちだけです。」
ということで、解体後の豚は血までもソーセージにしたりして、あらゆる部位を食べられるように女性たちが素早く処理していきました。
今まで血のソーセージはかなり苦手だったわたしですが、その言葉を聞いたときから安易に「気持ち悪い」と言ってしまうことはやめようと思った次第です。
とは言え、トリッパに反応している子供達には全くお説教する気になれず、、、
「美味しいよ〜」といって笑って作業を続けましたよ。
このトリッパはメキシコ産、下処理された状態で冷凍されていました。
こちらを解凍して香味野菜と一緒に圧力鍋で下ゆですること20分。
(ことこと数時間煮ることを考えたら圧力鍋が手軽です)
下ゆでした後は小さく切って、ニンニクと唐辛子、ソフリット(人参、タマネギ、セロリをかなりしっかり炒めたものです)をオリーブオイルで炒めた後に切ったトリッパを投入、白ワインをドボドボっと入れてアルコールを飛ばし、あとはトマトの水煮缶を2缶ほど入れてコトコト煮ること1時間。圧力鍋で作ろうか悩みましたが、ストーブ鍋の方がきっと美味しく出来るだろうと思い、今回はストウブ鍋で・・・・
トリッパはイタリアでは「白い肉」という位置づけなので白ワインを使います!
ことこと煮込み、最後の20分くらい前にセロリとミントを入れて煮込みます。
味付けは塩そしてコンソメを入れました。
ちなみにミントを入れるところがローマ風です!
セロリやミントのさっぱりした味が加わる事で爽やかな仕上がりになります。
削ったパルミジャーノをたっぷりとかけて出来上がりです。
美味しかったですよ〜(わたしはトリッパ好きです)
子供達の反応ですがお姉ちゃんは食べることすらせず(笑)、
食に興味のあるボクは「美味しい〜」と気に入って食べておりました。
いやー、手間がかかったな〜
多分、もう家では作りません(笑)。
これはレストランで食べるものにしよーっと。
3月の cosotto のメニューは試作が進んでおりますので、後日ご報告する予定です!
お楽しみに♡
忙しい毎日、ご苦労様です。卒園、入学の子が2人いると忙しいよね! 私もそんな時があったわ〜。
返信削除私も同じく、人間が生きていく為に他の物の命の頂いているのだからありがたく、なるべく残さないように気をつけています。 子供達にもかわいそうとか気持ち悪いとか言わないようにて言ってるけど、スーパーで真空パックに入ったウサギを見た時は、思わず「かわいそう。」と言ってたわ。。
気持ちは分かるけどね。 本当、感謝して頂かなくては。
それにしてもドリッパ美味しそ〜! 冷えた白ワインと一緒に食べたいわ。
なんだか落ち着かない日々を過ごしていますが、これも充実している証拠だと思って頑張ります。
削除ウサギもイタリアでは良く食べたな〜日本には浸透していないよね、でも江戸時代あたりでは多分ウサギを食べていたと記憶しています。
人間は動物などの命をもらって生きているんだよね。
有り難いことです。
トリッパは美味しっかったよ〜 かなり大満足でした。